★編み物基礎知識★①編み始める前に知っておきたいこと

こんにちは!

今日は、編み物基礎知識編その1をお送りします。

今から編み物を始めれば、今年の冬は自分で上手に編んだあったか小物をきっと身につけられますよ♪

今回は、編み始める前に知っておきたいことをいくつか書きますね。


最初に

編み物と言っても、スタイルは色々あります。
編み物=ニットだと思われがちですが、

ニット(knit)は棒針編み
クロシェ(crochet)はかぎ針編み

に大きく分けられます。
「かぎ針編みのニット」とは、たぶん言わないと思います。


編み物に必要なもの(初心者さんにオススメのもの)

  • 毛糸 (並太で色が薄めがオススメ)
  • かぎ針・棒針 (毛糸の太さにあわせてチョイス)
  • はさみ (何でもOK)
  • とじ針 (大小あると便利)

とりあえず、上記4点があれば、ある程度のものは編んで完成まで仕上げることが可能です。

はさみ・とじ針は、100円ショップのものでも何でも大丈夫です。

毛糸とかぎ針or棒針も100円ショップでも調達できますが、物によっては少し編み辛さを感じることもあるので、出来れば手芸店で購入されるほうが良いかなと思います。


毛糸の選び方

毛糸は超極細(縫物の糸ぐらい)~超極太(指の太さぐらい)まで多種多様です。

太い糸で編むほうが、もちろん早く編めますが、用途に応じて選んでくださいね。
→例えばコースターなどですと、あまり太い糸で編むと厚みが出てコップを置いたときに不安定になってしまうかも・・・。

*細い毛糸でも、2本・3本と引きそろえて編む(2本どり・3本どりと言います)と太い毛糸代わりになります。
その際違う色や素材の毛糸を合わせるとオリジナル毛糸ができますよ。




*こういうラベルは毛糸の切れ端と一緒にスクラップブックに貼り付けたりして、取っておくのもおすすめです。
毛糸のサンプラーを作ってみるのも良いですね♪

作るものによって、
コースターなどはアクリル・麻などがオススメ!(洗える&吸水するので)

シュシュや、帽子、小物などはお好きな素材でOK。
*ポコポコした糸や、モヘア状の糸などは少し編みにくいですが、カワイイ仕上がりになります。


これから編み物をはじめようと思う方は、最初は、

・並太(かぎ針5~7号程度)
・色は薄め(濃い色だと編み目が見え辛いので)
・ポコポコとかフワフワしていない
・撚りがしっかりしていて、解れにくいもの

がオススメです。

また、段染め(1玉の中で色々な色が混ざっているもの)も編み目が見やすいので意外とオススメです。


編み針の選び方

編み針は毛糸についているラベルを見てそれに合う編み針を使います。
編み針は数字(号数)が大きくなるほど太い針になります。

*号数表示とミリ表示のものがございます。
 たとえば、
 7号(4mm)と7mmは太さが異なりますので、間違えないようにしてくださいね。

*レース編みの場合は、レース編み用のかぎ針があります。


毛糸の出し方

基本的には、内側の糸端を出して編み始めます。

糸の巻きの中央に指を入れて、取りますが、
糸端が見つからない時は中心部をつまみ、ポコっと取り出してOK。
ポコッと取り出した中から糸端を探します。
硬くないタイプの紙の芯などが入っている場合は、芯を少しつぶすようにして回転させながら取り出します。

*外からでももちろん編めますが、内側から糸を出すと編んでる最中に転がらず、絡まりにくくなるのです。
編んでいる時間より、糸の絡まりを直している時間のほうが長い~!ってならないように^^


最初に編むもの

最初は、編み方をきちんと覚える為にシンプルなものを作ることをオススメします。

初めて編むときは、どうしても力が入ってしまったり、
力加減が不規則で、編み目が揃わなかったりします。
(編み目が揃わない為、次の段を編むときに、どの目を拾ったらいいのか分からなくなったりします)
鎖編みや、細編みをキレイに編めるようになると、どんどん編めるようになるので、頑張って練習してくださいね☆


★編み物基礎知識★目次へ戻る